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2016年10月

PMSって正常な証拠???

 PMSの症状は人それぞれ、代表的なのが

イライラ、泣きたくなるほどの気分の落ち込み、何もしたくなる、などの精神的な症状

そのほかにも、頭痛、便秘、ニキビ、お腹が張る、胸が張る、眠気、肩こりなどがあります。

ただつらいのはやはりイライラなどの精神的な症状のようです。

ある人は、会社でいつもと同じことを言われているのに妙に腹が立って、この人とはもう絶対に喋りたくない!!とイライラしたり、失敗したことをいつも以上に落ち込んだり。感情の起伏が激しくなるような気がする。と言います。

色々なことが面倒になって、家事もしたくない、お風呂に入るのも面倒、お化粧するのも億劫という人もいます。

また、無性に眠くて眠くて仕事もままならない、体全体がむくんでパンパンになる気がするなどなど。

様々な症状で悩んでおられます。

人によって症状が違うのは、その人の体質もありますが、背景にあるストレスに違いがあると言えます。

仕事のストレスのある人、子育てで忙しく自分の事は後回しになっている人。

ただ、多くの人は若い頃より25歳過ぎて30歳近くなってきた方がPMSなのかな?と感じることが強くなったという人があります。それは若い頃よりも仕事、生活の中でストレスが多くなったということもありますが、

実は、きちんと排卵してホルモンのメリハリがあるからこそPMSの症状が起こると言えます。正常なホルモンバランスにおいて、高温期の後半、急激にプロゲステロンの血中濃度が低下します。それは次の排卵の準備ともいえる変化です。このホルモンの変化がしっかりできているということが、妊娠する準備が出来ている状態と言えるのです。ですから成熟した、妊娠可能な女性にPMSは起こると言えます。ですからひどい症状で無い限りはPMSの症状は正常な反応だと言えるのです。

生理前に女性ホルモンのプロゲステロン、エストロゲンが急激に減少することで、脳内のセロトニンが混乱して、分泌異常をおこして低下することで精神的な症状が起きてしまうのではないかと言われています。

ストレスの蓄積や精神疲労が重なって、セロトニンが少なくなっている状態だと、生理前にホルモンの影響を受けてセロトニンが低下した時に欠乏状態になり、さらに心理的トラブルを引き起こすと考えられます。

PMSが起こるということは正常??なことだとしてもその背景にある体の状態が良くなければ、耐えられない状態を引き起こしてしまいます。

こんな状態を改善するのに漢方薬が役立ちます。ストレスが蓄積することによって、「気」の流れが悪くなり、それに伴って「血」「水」の流れがわるくなっていきますので気血の流れを良くするその方に合った漢方薬を継続することと、ストレスで消耗してしまう亜鉛ZやセレンSeなどのミネラルを補給していただくことで、誰にでも起きるPMSの時期を楽に過ごしていただくことが出来ますよ!!!

そして、心に安らぎをもたらすセロトニンを増やすために、ウォーキング、ヨガ、などの運動を取り入れる。ハワイアンフラやベリーダンスなども楽しそうでいいですね!!!

刺激物、カフェインや辛い物を控える。精製した白砂糖を含む食品をなるべく控える。生理中は甘い物が食べたくなる人が多いと思いますが、どうしても食べたくなったらショートケーキやクッキーなどよりもあんこを使った甘さ控えめの和菓子にしてみる方がいいですね。

PMSは身体の正常な変化のおまけだと考えて、少しでも快適に過ごす方法を考えていきましょう。お気軽にご相談くださいね。