2016年07月30日

それって本当にうつ病なの?うつ病とPMS(月経前症候群)の違いは?

 最近店頭に、私「うつ病」じゃないかと思うんです~

と言って来店されるお客様があります。「うつ病」もポピュラーになったものだなあと思う今日この頃ですが。

なんでも更年期だと出思うんですう~と言ってこられたり、ポイントを説明すると納得されますが、若い方で私はうつ病ではないかと言われる方にはPMSの方がおられます。PMSはうつ病をはじめとする精神疾患の症状に良く似ています。心療内科などを受診して抗うつ剤などをもらわれる方が多くあります。

PMS(月経前症候群)は生理前2週間以内くらいの間の、排卵後から月経が始まるまでに時期に症状が現れ、生理が始まって遅くとも1~2日で症状が消失するという特徴があります。ここがポイントです。この時期にはうつ病で起こる、脳内のセロトニンの減少が起こると言われていますから本当にうつ病と間違いやすいのです。しかし抗うつ薬では症状は少しおさまる事はあってもホルモンが原因なのですから治る事はありません。

とにかく生理が始まると1~2日でけろっとするというところがポイントです!!!

「うつ病」でもないのに副作用のある抗うつ薬は飲みたくないですね。当店ではPMS(月経前症候群)のご相談が多数あります。ホルモンのバランスを整える漢方薬を服用されることで日常生活に支障のない程度まで改善されています。また本当に精神疲労が重なって「うつ病」になりそうだなという方にも漢方薬と牡蠣肉エキスのサプリメントを併用していただくことで精神疲労が取れ元気になられています。

何でも先手必勝!!どうもおかしいな~と思ったらお気軽にご相談ください。漢方では病気になる一歩手前を「未病」と言います。身体がサインを出したら気づいてあげることが身体へのいたわりです。

今年の夏は記録的な暑さになりそうですから、体をいたわって過ごしたいものです。

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