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女性にやさしい漢方のお話

更年期障害と漢方薬

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  更年期の時期に様々な症状でご相談に来店されます。更年期障害はなぜ起きるのでしょうか?実はそれにはメカニズムがあります。更年期には卵巣の機能が低下し、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)の量が急激に減少しホルモンバランスの乱れが起こります。これに反して、エストロゲンの分泌を調節している脳にある視床下部では、エストロゲンを分泌するよう卵巣を刺激します。ところが、機能が低下した卵巣はその刺激に反応できません。このような状態を繰り返すうち、視床下部は混乱状態に・・・・さらに視床下部は、身体の様々な機能を調整する自律神経の指令室でもあるため、この混乱が自律神経にも伝わり、自律神経のバランスも崩れてしまいます。その結果、心と体に様々な症状が現れてしまうのです。

 早い人では、40代の半ばごろから、何となく体調がすぐれない、イライラする、急にのぼせたり汗が出てくる、頭痛や肩こり、憂鬱になる、寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどなど、様々な症状が現れます。「もしかして更年期❓と思いながら、悩んでいる人はいませんか?更年期の不調は約80%の女性が経験すると言われています。

 更年期は閉経前後の5年~10年くらいの期間を指します。そしてその更年期の症状はなんと200種類以上に渡ると言われています。

更年期の主な症状

心の症状 落ち込み 憂うつ イライラ 集中力低下 無気力 不眠 不安感

身体の症状 のぼせ 肩こり 発汗 頭痛 冷え めまい 動悸 吐き気 腰痛 疲労感 関節痛

医療機関での更年期障害の治療は、薬物治療であるホルモン補充療法、漢方薬、抗精神薬などがあります。

ホルモン補充療法は、減少した女性ホルモン(エストロゲン)をホルモン剤などによって補う方法です。エストロゲンの低下は更年期の症状を引き起こす要因であるため、理には適っていますが、長期使用による乳がんのリスクの上昇、不正出血、血栓ができやすくなると言った注意が必要な場合もあります。漢方薬は「加味逍遙散」「桂枝茯苓丸」「当帰芍薬散」が婦人科の三大漢方としてよく使われます。胃腸の弱い人には不向きであったりすることもあり、また現代人は一昔前と比べて全体的な体力が低下していることから、この3つの処方では対処できないほど複雑な状況になっています。また、更年期による心の症状が重いときには、抗うつ剤、抗不安薬、睡眠導入剤が処方されることもありますが、日常生活が送れないほどの症状でない限り、期間限定の症状ですから、これらの依存性のあるお薬は飲みたくないという方も多いようです。

当店での更年期の漢方薬のご相談

女性の更年期にはには是非当店の漢方薬をお役立ていただきたいと考えています。漢方薬は更年期などの女性のホルモンバランスを整え、血流を改善して冷えを取り、腎虚と言われる老年期を快適に迎える準備をするのに大変適しています。まず当店では、お一人お一人の症状を詳しくお聞きして、病歴なども参考にさせていただき、その方がどういった体質であるかを漢方的に判断させていただくところから始めます。そして何より胃腸を大切に考え、食事が美味しく食べられることを重要視します。そのうえで、更年期の期間を少しでも快適に過ごせるよう生薬の特性を考えながらお薬をお選びします。もちろん「煎じ薬」が効果が良いですし、お選びする生薬の幅も広がります。しかし錠剤や散剤での選薬も吟味してお選びさせていただきます。漢方薬は最初のうち、「効くのかしら」と不安に思われる方も多いですが、続けていくうちに、「そういえば最近イライラする場面が減った」「やっぱりホットフラッシュは起きるけど以前ほど激しくない」と症状を忘れるようになる方が多いです。漢方薬はとにかく継続が大切です。まずは血液が入れ替わる4か月を目標に始められるようお勧めしています。

更年期は老年期への準備をする時

当店では、更年期のご相談に来店されると、これから少しずつ腎虚の事も考えていきましょうというご提案をしています。「腎」とは西洋医学でいうところの、「腎臓」だけでなく、泌尿器系、生殖器系、を意味し、父母より受け継いだ生命力をも意味します。人の成長、発育、生殖に影響を与える生命エネルギーを「腎気」と呼びます。「腎気」加齢により減少すると考えられ、腰痛や骨粗しょう症、脱毛や白髪、難聴や耳鳴り、皮膚の乾燥、カユミ、排尿障害や尿失禁、四肢のだるさや冷え、はいわゆる「腎虚」と呼ばれる症状と考えています。このような症状が女性では更年期以降現れてきます。骨粗しょう症は更年期から注意が必要なことは皆様もご存じだと思います。当店では、更年期のご相談時にこのような症状の予防も始めていかれることをご提案しています。腎虚で有名な処方と言えば「六味丸」「八味地黄丸」「牛車腎気丸」「杞菊地黄丸」などがありますが、これもまた、胃腸に負担がかかることも多く、万人向きではない処方と言えます。胃腸が問題ない人でがっちりした男性などは、これらがよく効いて、とても喜ばれることがあります。女性の更年期の時期には、更年期にお選びする漢方に加えて、更年期に良い生薬の「トウネズミモチ」や失われていく潤いをと持つため、ホルモンの働きを高るために、「地黄」という生薬を胃腸に負担のない形でお勧めしています。さらに、楊貴妃や西太后が美容と健康のために密かに飲んでいたと言われる「阿膠」をお勧めして、老年期を美しく健やかに過ごせるよう準備をされるようご紹介しています。「阿膠」は山東省で驢馬の皮とその地方の水から作られた本物の阿膠を選んでいます。滑らかな体の動き、艶やかな髪、聡明な思考力が続きますよう応援させていただきたいと思います。女性が更年期以降も元気で楽しく過ごせますよう、是非お気軽にご相談ください。

PMSとイライラ


202131612588.png みなさんこんにちは。今日は、世の中の女性の8割近くに症状が出ると言われている「月経前症候群 PMS」の特にイライラについてお話ししたいと思います。PMSにはいろいろな症状があり、例えば、頭痛、下腹部痛、胸の張り、ニキビ、そして多いのが、突然イライラして近くの人に怒ってみたり、集中力がなくなって仕事でミスが多くなったりという症状です。中には、自覚していないけれど、周りの人が気づいているということも多いですのではないでしょうか。本人は職場の人間関係や夫や子供の悩みで、ストレスが溜まっているせいだろうと思っている人も少なくないと思います。しかし、PMSである可能性もあります。PMSの症状や強さには個人差があり、同じ人でもその時時で、違うこともあります。PMSの知識がなく、うつ病だろうかとかと悩む人も多く、不安になり症状が強く表れることも考えられます。それは大変不幸なことだと思います。PMSは、出産のためになくてはならない重要な身体の働きの産物です。その働きが安定していることの現れなので、決して悪いことではありません。身体の中で起きていることに向き合えば、穏やかに過ごすことができるかもしれません。

代表的な心理的症状 

〇情緒不安定になり涙もろくなる 〇家族や友人、恋人とけんかをしやすくなる   〇無気力になる  〇子供にきつく当たってしまう   〇理由もなくゆう憂鬱になる  〇感情的になりやすく、暴言をはきやすくなる  〇ちょっとしたことで死にたくなるほど落ち込む   〇集中力、判断力が低下する   〇イライラしやすくなる    〇無性に整理整頓がしたくなる  〇否定的、悲観的になる   〇衝動買いをしやすくなる      〇妙に食欲が増す        など

 いかがですか?思い当たる症状がありませんか?日常生活に支障をきたすほどの強い症状が出る人は、婦人科などへの相談も必要かもしれません。PMSの中で、特に心理的症状が強い場合は「PMDD Premenstrual Dysphodic Disorder」と診断されます。日本語では、「月経前不機嫌症候群」などと呼ばれています

PSM PMDD の原因は??

PMSもPMDDも女性ホルモンによるものだと言えます。エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の急激な増加や減少によるものだと言われていますが、最近では、生理直前のプロゲステロンの急激な減少によるものという説が有力です。プロゲステロンは妊娠した時に、子宮内膜を受精した卵細胞が着床できる、ふんわりとした柔らかい層に変える働きをするホルモンです。受精した卵細胞が着床しなかった場合に、この柔らかな子宮内膜は解体され、受精しなかった卵細胞とともに排出されます。これが月経というわけです。この時期にプロゲステロンの濃度が急激に減少します。この時現れるのがPMSやPMDDというわけです。それでは何故このホルモンの変化で、イライラや情緒での症状が出るのでしょうか。それにはプロゲステロン受容体が関与していると言われています。プロゲステロン受容体は、いろいろな動物で全身に存在していると言われていますが、女性では情動をつかさどる大脳辺縁系で最大の分布になっています。脳のこの領域は心理学者たちが「怒りと暴力の領域」と呼んでいるところです。この怒りの反応はPMSではよく知られており、突然の怒り、抑えられない苛立ち、気分の変動を伴い、PMSの症状の中でも最もよくあるものの一つです。プロゲステロンはまた、ドーパミンやセロトニンの経路にも含まれています。ドーパミンやセロトニンは、PMSのもう一つのよくある症状である抑うつに関係していることがわかっている物質です。このように女性のPMSやPMDD の症状は明らかにプロゲステロンというホルモンとその受容体が関わっているということがわかります。女性の身体は必然に近いほど、PMSの症状が起こるべくして起きているのだということを理解してほしいと思います。誰にでも起きうることで皆さん、程度の差はありますが、その時をしのいで乗り越えています。自分だけがおかしいと思わずに対処できると、少しは心が軽くなるのではないでしょうか。とは言え、はっきりとは解明されていないところに、女性の身体の神秘性を感じます。漢方薬は経験値から、PMSのイライラや憂鬱などつらい症状を軽減しています。作用機序などははっきりしていませんが、漢方薬の中には女性のために役に立つものがたくさんあり、是非そのことを知っていただき、女性がイキイキと楽しく暮らしていけるお手伝いが出来たらと、いつも思っています。ただ、漢方薬ならば何でも効くというわけではなく、自分の体質に合ったものを飲むことがとても重要です。貴方に合った漢方薬をお選びするのには、しっかりご相談させていただく必要があります。

私も振り返れば、若いころ、なんであの時あんなに腹が立ったのだろうと思うこともありました。実は、私の母親は、時々寝込んだり、頭痛薬を飲んだりしていましたし、突然に怒り出すことがありました。昔のことですから、女性の社会進出も難しい時代で、家庭と子供が生きがいといったところだったと思います。そんなことも影響してか、時々機嫌が悪かったり塞いだりしいました。多分それは女性特有のPMSやその後の更年期障害だったのだと思います。そんな母親を見ていましたから、成人してからは、母親のようになるのは辛いなあと思っていました。しかし幸運にも漢方薬と出会って、今のような仕事をすることが出来るようになり、それからは、その時その時に合わせていつも漢方薬を飲んでいます。そのおかげか、30歳からは生理前の症状で困ったことはなく、生理痛も感じたことはなかったです。更年期もいつの間にか通り過ぎてしまいました。私は漢方薬が好きなので、症状がないときでも、女性のための漢方薬や美容のための漢方薬などを常に飲んでいます。今は老化を遅らせ、美容に良いと言われる漢方薬を続けています。

本当に「漢方薬は女性の味方」なのです。お気軽にご相談いただけると嬉しいです。コロナ渦の中、お電話でのご相談もお受けしていますし、メールでも詳しく症状やそのほかのお身体の状況を教えていただければと思います。よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漢方薬と副作用

202125162240.jpeg 漢方薬には副作用がない?自然の生薬で作られているお薬ですから、食べ物の延長のようなイメージで、漢方薬には副作用がないと思いたいですが、そうではありません。漢方薬にも副作用や、合わないお薬を飲んだ時に体調を悪くすることがあります。

 まず、漢方薬について正しい理解をする必要があります。まず東洋医学による漢方薬の選薬は「病気ではなく病人をみます」人そのものに主体を置いて、全体のバランスをよく見るところから始まります。それとは逆に、まず病気をみて、病気に主体を置き、検査値などのミクロな視点で分析をし治療をする西洋医学とは全く違う治療法なのです。ですから、西洋医学的な病名で、漢方薬を選薬すると、間違いを起こして体質に合わないお薬を飲むことになり、よくない反応が起こることがあります。これは副作用とは言わず、選薬が間違っていたということです。ですから、副作用と、間違った処方を飲むことによる悪い作用とは分けて考えなければいけません。漢方の世界には、「陰・陽」というものがあり、漢方で治療するということはこの「陰・陽」のバランスをとるということになります。簡単に言えば、温めて治すべきか、熱を冷ますべきかという感じです。年を取っていくということは、身体はだんだんと温める力を無くしていきます。年を取るにつれ「陰」に傾いていくと言えます。しかし、これは人によりかなり差があります。一方、子供は陽気に満ちていますから、風邪をひくと熱が高くなります。そして熱にも強いですね。また、よく炎症を起こしてノドが腫れたりする人は陽気が強いと言えます。しかし、最近の子供たちの中には、とても冷えている人もいて、陰陽が錯雑しているので、しっかり問診する必要があります。そして漢方には「虚・実」という判断があり、字のイメージからわかるように、「虚」とは体質が弱い、「実」とは比較的体質が強くて、余分なものが溜まっているイメージになります。「虚」の人は元気がない、栄養がない、潤いが少ないなど不足しているイメージです。ですから、元気(気)や栄養を補う処方を選ばなくてはいけません。一方「実」の人は割と胃腸も強く、しっかり食べて、便秘気味だとしても、ちょっときつい便秘薬も平気で、便が出るとすっきりするというような人のイメージです。そのような人には、血の滞りを改善して便から溜まっているものを出すような治療法が適しています。このような治療を「寫法」と言います。このように漢方で身体をよくすることを考えるときには「陰・陽・虚・実」が最も重要になります。抽象的でわかりにくいですが、漢方を勉強した人には、それを判断するポイントがわかっていますから、時間をかけてこの判断を間違わないようにすることを心がけているというわけです。西洋医学の検査ではこのようなことは何もわかりません。西洋医学で同じ病名のついた人でも、漢方薬局で相談すると全く違うお薬を飲んでいるということはしょっちゅうあります。例えば以前、医療用の漢方薬で、医師の処方された「小柴胡湯」とインターフェロンの併用で、間質性肺炎が起きたと話題になりました。これは、さも漢方薬で副作用が起きたかのように報道されてしまいましたが、使い方の間違いによるところも大きいです。「小柴胡湯」という処方は「少陽病中等証」(病気が陽性反応を起こしていて、まだある程度体力のある人)の人が飲むべき処方です。なのに、あのころ使われいた小柴胡湯の量からすると、肝硬変や高齢者にも使われていたと思われます。このような人は「少陰病虚証」(体力が低下して病気が陰性の情勢になっていて温めて治す必要がある人)ですから、小柴胡湯は病気を攻めるのでかえって悪くなってしまいます。このような人が「間質性肺炎」を起こしたと思われます。オウゴン、柴胡、半夏などによるとされていますが、はっきりしていません。証を間違えて使ったことの原因が大きいと思われます。あれから「小柴胡湯」が悪いお薬になってしまったような気がして、悲しくなりました。漢方的証を見極めて、合った人が飲めば素晴らしいお薬です。自分によく効いたからと言って、同じ病気の人に自分のお薬を分けてあげるといったことは、間違いのもとになります。漢方薬を飲むときには、漢方薬に精通した医師や薬剤師に相談されることをお勧めします。

それでは漢方薬に使われる生薬の中でも注意すべき生薬についてお話したいと思います。

まずは麻黄という生薬

 皆さんは漢方薬や風邪薬でスポーツ選手がドーピング反応で陽性になるというお話を聞いたことはないでしょうか?それはこの生薬の成分「エフェドリン」のせいなのです。このエフェドリンの構造が覚せい剤の「メタンフェタミン」と極めて似ていることに由来します。作用としても、「エフェドリン」は「メタンフェタミン」ほどではありませんが、中枢神経・交感神経に対して刺激する作用があるのです。この麻黄は最もポピュラーな漢方薬ともいえる「葛根湯」に含まれている生薬です。この麻黄は交感神経を刺激しますから、眠気が覚めて、シャキッとしたり、汗が出てきたり、動悸がしたり、精神が興奮したりするようなことがあります。ですから、心臓病を持っているひとや、高血圧の人、糖尿病の人は本当は飲むべきではない生薬です。私も、背中がゾクっとした時などは飲むことがありますが1日に3回も飲むと夕方には少し手が震えてきます。コーヒー好きの人が一緒に飲むと本当に手が震えますよ!葛根湯のほかにも麻黄の入った漢方薬には「麻黄湯」「小青竜湯」などがありますが、「小青竜湯」はこれからの花粉のシーズンにはよく売れていますから気を付けてくださいね。そして某メーカーがよく宣伝をしている痩せるための漢方薬「防風通聖散」〇ッ〇アポSにも多くはないですが入っています。これは葛根湯や麻黄湯のように短期間飲むお薬ではないですから注意が必要です。合わない人が続けていると、気持ちの悪い汗が出るようになったり動悸がしたり下痢が続いたりします。これにはさらに「大黄」という便を出す生薬が入っていますから、よっぽど「実証」(体力が充満している人)で便秘薬も平気、心臓も強い、という人が飲むお薬になります。現代ではこのような「実証」の人は少なくなってきていると感じていますので、相談せず気軽に手に取って買われている人は、大丈夫だろうかと心配しています。漢方薬には配合生薬が書いてありますので、麻黄という生薬が含まれていたら、よく相談をして、飲まれることをお勧めします。

次に「大黄」という生薬が入っていたら、これは便を出す働きがある生薬です。下痢気味の人や、便秘をしていない人は続けて飲まないで下さい。

それから、胃に負担をかける可能性のある生薬のご紹介です。気を付けた方が良いのは「地黄」「山茱萸」「オウゴン」「山梔子」などがあります。これらの生薬配合のものも、漢方を勉強している薬剤師に相談しましょう。「地黄」は「八味地黄丸」などに配合されていて、生薬をそのまま粉末にして、丸薬にするという製法をとっています。その場合、地黄の末は少し胃にさわります。さらに「山茱萸」も生薬末で配合されているので、「八味地黄丸」は胃や腸の弱い人には不向きということになります。この「八味地黄丸」は夜間頻尿や足腰の弱りなどにはとても良い処方なので、少し生薬の配合を変えた製品や、丸薬ではなく煎じたエキスを製剤化したものをお勧めしています。

最後に漢方薬に含まれる生薬で副作用と言えば「甘草」という生薬で起こる「偽アルドステロン症」という副作用があります。写真の生薬は甘草を刻んだものです。症状は、むくみ、血圧上昇、低カリウム血症による痙攣などです。この症状は甘草の量に比例して発現しやすくなります。ほとんどの漢方薬にはこの甘草が配合されていますが、少量なので問題ない事が多いです。特に多く含まれている処方は「芍薬甘草湯」です。最近、こむら返りが起きるお年寄りに医療機関で処方されていますが、この処方は甘草の量がかなり多いので注意が必要です。その他には、「排膿散」「排膿散及湯」「炙甘草湯」などがあります。またステロイド薬のプレドニンとの併用やグリチルリチンの併用でも起きやすくなります。また、食品添加物の甘味料として甘草由来のものが使われていることが多く、重なることで、この副作用が起きやすくなります。「芍薬甘草湯」はこむら返りの原因を解決するものではなく、漢方でも頓服のような飲み方をする処方ですから、毎日飲むのではなく、ベースとしてこむら返りが起きている血行不良などの原因を改善する処方を継続しながら、頓服的に服用する飲み方がベストだと思います。

まだまだ漢方薬をを飲むうえで注意が必要なことは、たくさんありますが、重要なことは、ネットの情報や広告の文句で自己判断するのではなく、漢方を熟知した専門家に相談をして服用する事だと思います。

 

子宮筋腫と食事

2021123133335.png​子宮筋腫とは 

 婦人科疾患の中で、子宮筋腫は最も多い疾患と言われ、30歳以上の女性の20~30%の人が持っていると言われています。どちらかと言えば、良性の婦人科疾患で、近年増加傾向にあると言われています。子宮は筋肉で出来ていますが、その筋肉から発生する良性の腫瘍のことを子宮筋腫と言います。筋腫はできる場所によって左の図のようなタイプに分類され、それぞれ症状も違ってきます。

 子宮筋腫ができる原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンである、エストロゲンが関与しているということは確かなようです。そのため、エストロゲンが分泌さていない初潮前の女性には見られませんし、閉経後の方では新たに筋腫ができることはありません。また、筋腫がある方でも、閉経すれば、ある程度小さくなっていきますので閉経前では支障がなければ治療する必要はないのです。

子宮筋腫の症状は、筋腫の位置が内腔に向かうほどひどくなります。主な症状は、月経時の出血量の増加や貧血、腹痛、腰痛などです。出血量が多くて貧血になるという方もおられます。症状が強くて、生活に支障をきたすような方は手術などの治療を勧められます。また、子宮筋腫が不妊の原因になることもあります。しかし子宮を全摘したのでは、妊娠が望めなくなりますので、最近では、筋腫のみを切除する、子宮筋腫核手術というのも行われています。

 子宮筋腫は増加の傾向にありますが、その背景としては、女性ホルモンにさらされる期間が長くなったことが考えられます。昔は一人の女性が5人も6人も出産していた時代がありました。しかし、現代は1人や2人の人が多く、生涯出産を経験しない人も増えてきています。

 一人の赤ちゃんを産むことで、およそ2年間の無月経期間が生まれますので5人産むと生涯で10年間、エストロゲンにさらされない時期があるということになります。同じ婦人科の病気である「子宮内膜症」も同じことが言えます。

子宮筋腫があるからと言って、必ず婦人科での治療が必要というわけではなく、筋腫があることで起こるひどい生理痛や貧血などがあり日常生活に支障をきたすような人が対象になります。

子宮筋腫の原因は西洋医学的にはわかっていません。大きくなる原因としては女性ホルモンのエストロゲンが関与しているということです。ただ遺伝的要素は指摘されていますが、できる人とできない人との違いは分かっていません

気になるところである、子宮筋腫は悪性化(ガン化)するのかするのかどうかということですが、現在の統一見解では、、子宮筋腫は悪性化しないと言われています。子宮筋腫と同じく子宮平滑筋が原発と言われる腫瘍に子宮筋肉腫と言われるものがありますが、これは子宮筋腫が悪性化したものではないと言われています。子宮筋腫に似ていますが、元々別の疾患だと言われています。

 子宮筋腫は悪性化しないことがわかっていますから、症状がなければ、経過観察でいいと思われます。が子宮筋肉腫であるかどうかは医師の内診などで、疑いがあると言われた場合はしっかり検査してもらいましょう。子宮筋肉腫はかなりまれな腫瘍と言われていますが、悪性度の高い腫瘍と言われています。

子宮筋腫の食事療法は漢方の考えを取り入れてみる。

 まずは冷えないように「体を温めることを考える。」子宮筋腫は漢方薬で血流を良くして、身体を温め、水分代謝を整える事で小さくなる方がたくさんおられます。そして「便通を整えて、骨盤内のうっ血を改善する」、「適切な運動により血流をよくする」筋腫は慢性疾患であり、生活習慣との関りは大きいので、これらの「生活療法」の実践は大変重要です。実際の効果も決して小さくありません。

食事療法

 まずは、動物性脂肪を減らしましょう。エストロゲンの材料になりやすいのは動物性脂肪です。脂っこい食事、特に肉類はバランスをとって食べましょう。

そして、便通をよくするような食物繊維の多い食事を心がけ、便秘を改善しましょう。食物繊維には、エストロゲンを吸収して排出してくれる働きもあります。

身体を冷やすような食事を控え、温める食事を多くとるようにしましょう。

 特にお勧めなのが、大豆です。大豆にはバイオフラボノイドという物質が含まれていて、これは私たちの体内で作られるエストロゲンに比べるとはるかに体に対する作用が弱いものです。(合成エストロゲン=ホルモン剤に比べると5万分の1の影響力しかない)しかし、実際に食事の一部として摂取されると、体内で産出されたエストロゲンと競合して、細胞内のエストロゲンレセプターに結びつこうとします。体に対する影響力の小さい植物性エストロゲンががより多くのレセプターを占拠すれば、エストロゲンによって引き起こされる作用(筋腫の増大や内膜組織の増殖)をある程度抑制することができるのではないかという考えも成り立ちます。逆に更年期には、大豆を摂取することで弱いながらもエストロゲン作用を持っているので、更年期症状を緩和するのに役に立つのではと言われています。

その他、ビタミンBやビタミンEを含む食品は肝臓の働きをよくするためエストロゲンの働きを下げるのに役立ちます。特にビタミンB6は炎症を鎮め、筋肉をリラックスさせる作用を持つタイプのプロスタグランジンの産出にも必要とされ、月経痛を和らげてくれます。また、カルシウム、マグネシウム、カリウムを多く含む、小松菜やブロッコリー、小魚などはPMSや生理中のむくみを和らげてくれます。

 避けた方がよい食品は、肉類、乳製品があげられます。これらの食品には筋肉を収縮させる働きを持つ、F2αプラスたグランジンというホルモンのもとになる脂肪酸が含まれています。したがって、特に内膜症の方の場合、子宮の筋肉の収縮によって引き起こされる月経痛や炎症を悪化させる可能性があります。肉類や乳製品をある程度減らすだけでも、長期間続けると効果が出てくるというデータもあります。

 また塩分の多い食品は体のむくみを引き起こします。アルコールは肝臓のエストロゲンの代謝を弱めますので避けた方がよいでしょう。

基本的に体を温める食品を中心に、肉類や乳製品を控えるとよいでしょう。

身体を温める食品には冬にとれる根菜類、大根、サトイモ、ゴボウ、など、そして色の黒いもの、例えば、黒ゴマ、黒豆、黒砂糖(白砂糖は体を最も冷やします)天日塩、干した生姜、長ネギ、松の実などがあります。味噌などの発酵食品はもちろん身体を温めます。味噌汁と玄米ご飯は最高の食事です。

子宮筋腫は漢方薬が最も得意とする疾患です。

子宮筋腫に効果のある漢方として有名なのは、「桂枝茯苓丸」という処方ですが、必ずしも現代人にはこの漢方薬が合うとは限らず、江戸時代よりも添加物や身体を冷やす食べ物を多くとっていたり、ストレスで自律神経のバランスを崩している人が多いことなどを考慮しながら、現代の女性の体質に合った漢方を選んでいくことが重要になってきます。

漢方薬の服用で子宮筋腫が小さくなったという、漢方使用例は本当にたくさんあります。筋腫が小さくなっただけでなく、肩こりや生理痛、生理前のイライラも改善して良いことだらけの漢方薬になること請け合いです。とにかく、「漢方薬は女性の味方」なのですからのまな飲まなきゃ損です。

 

 

 

生理前の憂欝、「うつ」かしらと不安になっていませんか?

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 生理前になると「憂鬱」になるという人は、意外と多くいます。「憂鬱」になった時が生理前であると認識せずに、なんか「うつ」っぽいなあ、うつ病になるのかしらと不安になっておられる方も結構多いのではないでしょうか。特に、コロナウイルスのせいで、外出することに戸惑いがあり、多くの人がストレスを抱えていると思います。ストレスが高い状態だと、この生理前の憂欝も、感じやすくなる可能性があります。この「生理前の憂鬱」が生理前に限定している様ならば、それは「うつ」ではなく、PMS月経前症候群である可能性がとても高いです。このような症状を「うつ」と見分けるポイントは、生理が始まると「あれは何だったのかしら」と思えるほど、気分が変わるというところにあります。本当に「うつ」になりかけていたら、生理前でも生理中でも憂鬱な気分は変わりません。そんなところで見分けていただいて、もし生理前に限定しているようでしたら、それに対応して、漢方薬などが有効です。

 ところでこのPMS(月経前症候群)、最近では、マスコミなどでもよく取り上げられるようになり、かなり知られるようになりました。このPMS, Premensutrual Syndromeの事で、 直訳どおり月経周期前の症候群です。これは女性なら程度の差はありますが、7~8割の人が何らかの症状があると言われています。月経予定日の大体1週間から3日くらい前になると、心身不安定になる症状のことを言います。ちょっとしたことでイライラしたり、身近な人とケンカしやすくなったり、否定的になったり、涙もろくなったり、落ち込みやすくなったり、集中力がなくなったり、頭痛やむくみ、ニキビが出たりといった様々な症状が、周期的に生理前になると現れ、生理が始まると(または生理が終わると)何事もなかったかのように症状が治まる人が多いのが特徴です PMS の中で、特に心理的症状が極度に強い場合は、PMDD(Premenstrual Dysphonic Disorder)日本語で月経前不機嫌障害と診断されることもあります。無気力になる、理由もなく憂鬱になる、ちょっとしたことで死にたくなるほど落ち込む、というのは一人で抱え込んでしまう苦しさがあります。これらの症状が出たときに、PMS(PMDD)だと理解していないと「自分はなんてダメな人間なんだ、もしかしたら欝か何かの病気かもしれない」などと思ってしまう人がいます。特に普段有能で責任感の強い人だとそんな自分がゆるせなくて、大きく落ち込んでしまう傾向があります。しかし、PMSを知ってさえいれば、また来た、と受け流したり、生理が来れば収まると思うことで不安な気持ちをコントロールできるかもしれません。

 PMSは生理前にエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが急激に低下することで、脳内のセロトニンという伝達物質が混乱を起こし、分泌異常を起こして低下することで、心理的トラブルを引き起こすのではないかと考えられています。西洋医学的な治療法は、ホルモン剤や、抗不安薬、抗うつ薬などを使い、PMSの症状を抑えます。しかしこれらのお薬は対症療法ですので、毎月服用して、その時をしのぐということになり副作用の心配もあります。

その点、漢方薬は、対症療法ではなく、継続することにより、体質を変えていき、ホルモンの急激な変化による混乱を起こしにくい体質を作るという働きがあります。昔から、「漢方薬は女性の強い味方」と言われていて、私もそれを毎日実感しています。漢方薬は、1剤でいくつもの症状に効果がある、言い換えれば、原因から治していくので、いろいろな症状が順番に改善していくお薬であると言えます。そのため、多様な症状が出るPMSには最も適した治療法と言えます。

 漢方の治療では、体の中で「気、血、水」のバランスを整える事で心身共に健全な状態を作っていくことを目指します。PMSでは生理前のホルモンの急激な変化により「気、血、水」のバランスが乱れてしまうことにより症状が現れます。また、日頃からホルモンバランスの悪い人は症状が強くなると考えられます。このようなホルモンバランスを整えることは、漢方薬の得意分野であり、さらに「気、血、水」のバランスをよくすることで、PMSの症状は格段に楽になる人が多いです。当店のお客様の中には、こんなに楽になるのなら早く飲めばよかった、そういえば生理前にはものすごく子供を怒っていたのに怒らなくなった、主人とケンカしなくなった、職場での人間関係が改善した、と喜んでいただいています。

 とにかくPMSの症状は、無い人の方が珍しいというほど誰でもが経験している症状です。自分だけかしらと抱え込まずに、気軽にご相談ください。何せ本当に漢方薬は、女性の味方なのですから。「生理前の憂鬱」はうつ病とは違うメカニズムで起きています。是非漢方の力を役立ててみてください。

 

 

 

最近の話題、ビタミンDとコロナウイルス重症化

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 最近では、マスク、手洗い、蜜を避ける生活にも慣れてきた今日この頃ですが、コロナウイルスに感染しないためには、何より免疫力を維持、向上することが大切です。インフルエンザや風邪と同じように、コロナウイルスとの接触があったとしても感染、発症する人としない人がいるのは確かで、それは本人の免疫力にかかっているのは間違いありません。 

 ところで最近の話題の中から、ビタミンDとコロナウイルス重症化についてのお話を取り上げたいと思います。ビタミンD は、ウイルス性呼吸器感染症に対する自然免疫系の維持に必須です。ビタミンDが不足していると、急性ウイルス性呼吸器感染症や肺炎のリスクが上昇すると報告されています。ビタミンD サプリメントが、実際にウイルス性呼吸器感染症の予防に有効という研究も報告されています。コロナウイルス感染症では、炎症反応が亢進し、肺炎や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、心不全、敗血症のリスクが高くなります。そして、心血管疾患や慢性呼吸器疾患、糖尿病、高血圧といった基礎疾患を有する人で、高い死亡率が示されています。また、これらの生活習慣病患者では、ビタミンDの不足や欠乏が多いこともわかっています

ビタミンD 低値はコロナウイルス感染症予後不良

欧州20か国においておいて、ビタミンD値と、コロナウイルスとの関連を調べた研究があり、血中のビタミンD値が低いと、コロナウイルスの罹患、死亡率が高いという相関が見出されました。特に高齢者においてビタミンD値が低値だったとのことです。米国では、ビタミンD欠乏が認められたコロナウイルス感染者に、高用量のビタミンDを投与したところ、ビタミンD値の正常化、入院期間の短縮、必要酸素量の減少、炎症の改善といった臨床的な治療効果が報告されています。また英国の別の研究ではビタミンD欠乏症ではコロナウイルス感染による重症化リスクが高いことが示されました。さらにコロナウイルス感染の予後不良群ではビタミンDが低値であることもわかっています。具体的には、1368人の新型コロナウイルス感染者を対象に解析が行われた結果、ビタミンDは 予後良好の患者(669人)に比べて、予後不良の患者(634人)で低値でした。

このようなエビデンスを基に、コロナウイルス重症化対策として、公的機関がビタミンD摂取を推奨する流れもすでに起こり始めています。

コロナウイルス感染予防に関するビタミンDのエビデンスを抜粋して取り上げてみました。コロナウイルスの高リスク群とされる人たちは基礎疾患を有する人や高齢者です。そして高リスクな人たちに共通して、顕著に不足しているビタミンはビタミンDです。コロナウイルス感染重症化予防のセルフケアとしてビタミンDサプリメントの利用も選択肢と考えられると報告しています。

 

当店で日頃よりお薦めしている、「チャーガ」は元々白樺に付いているキノコの一種で、15~6年かけて白樺の栄養分を吸い取り、白樺は枯れてしまいます。その他のキノコ(アガリクス、霊芝など)に比べて、抗酸化物質であるリグニンが多く、吸収しやすい形で存在しています。さらに代表的な栄養成分として、エルゴステロールというビタミンDの前駆物質を多く含み、体内に吸収されて、ビタミンDに変化します。当店ではその抗酸化作用に期待して、糖尿病、皮膚病、がんの再発予防を希望される方、自律神経のバランスをとるためなどにおススメしてまいりました。もちろん、免疫力向上が望めることから、インフルエンザ予防などにもお勧めしています。免疫力向上と、ビタミンD補給もかねて、この冬はさらに、この「チャーガ茶」をお薦めしていきたいと思います。当店では1日量5gを高圧にて煎じ代行していますので、高濃度の成分を濃縮して摂取することができます。液体なので吸収率も良いです。因みに「チャーガ」と呼べるのはロシア産のみで、当店ではロシア産のものを採用しています。右上の写真は白樺にチャーガが共生している写真です。

 

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 先日、KAGOMEさんがドイツの会社に開発を依頼して作られたという、ベジチェックの体験会を開催しました。手のひらで、体内の野菜が足りているかどうかがわかるという器械です。1日で21名の方に測定していただきました。抗酸化物質であるカロテノイドの量がわかります。トマトの赤のリコピン、人参の橙のβカロテン、赤ピーマンのカプサンチンなどが、カロテノイドに含まれます。目標値は8.0で。日本人の平均値は5.0です。当店のお客様は21人のうち、日本人の摂取量に達していない方が4名、5.0から8.0の間の方が10名、十分足りている、たっぷり食べているという方が6名でした。厚労省は1日の野菜の摂取量を350g以上を目標としています。8.0という数字は350gとれているかの目安になる数字です。野菜をしっかりとることで、がん、心疾患、糖尿病、骨 のリスクを減らせると言われています。当店推薦の国産クロレラを毎日食べていただいている方は、目標値以上の良い成績が出ました。食事は健康に大きく影響するのだという再認識をしていただくために、とても良い1日になりました。

 

胆のう炎で大変だった15歳のハナちゃん、元気になりました。

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前々回お知らせしました、15歳の胆のう炎のハナちゃんが今日遊びに来てくれました。獣医さんから、もう大丈夫だから来なくていいと言われたそうです。よかったね!最近は目ヤニも出なくなって、獣医さんからも、15歳にしては若く見えるねと言われました。毛艶も15歳にしては悪くないし、元気そうでした。

 

血圧、下がっていれば大丈夫と思っていませんか?

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高血圧による頭痛

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めまい

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不眠

  歳をとるほど血管は硬く、細くなります。そのような状態で、血液を全身にしっかりと巡らせるためには、血圧を高くする必要が出てきます。これは健康に生きるためには当然のことなのです。しかし、血圧が高いと血管の老化(動脈硬化)が早まり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります・・・。そこで、「身体が必要としている血圧に調整する事」と、「年齢とともに耐えられる丈夫な血管を保つ事」が必要なのです!血管を柔らかく保ち、上の様な高血圧に伴う症状を改善、予防する効果が漢方薬にはあります。医療機関の降圧剤との併用も可能です。軽度高血圧の方には漢方薬のみでの体質改善をお勧めします。是非お気軽にご相談ください。

 

15歳のハナちゃんの胆のう炎

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 長年の当店のお客様の飼い犬「ハナちゃん」はこの頃歳のせいか元気がない。もう15歳だから仕方がないね、と話していました。飼い主さんが服まれている、漢方薬のカプセルを開けて餌に混ぜてみたらとお話しして、少しは元気になっていましたが、またお散歩も抱っこしないと行かない状態になりました。そうこうしていると今度は、餌を吐くようになって、餌も食べなくなってしまいました。ますます元気がなくなるハナちゃん。心配なので、飼い主さんが獣医さんのところに連れて行きました。そしたらなんと、胆のうに大きな石があって、胆のう炎になっている。炎症反応もかなり高かったらしく、ハナちゃん、本当にしんどかったようです。元気がなかったのはそのせいだったのね。獣医さん曰く「50万円かかかるけど、手術しないと治らないよ」飼い主さんは困り果てて、たちまち抗生物質をもらって帰りました。抗生物質は注射器で口に流し込んでいました。これもまた大変。獣医さんは「手術しないなら、ずっと死ぬまで抗生物質を飲まないといけないよ」と言われました。当店で、肝臓障害と胆石に服んでもらう漢方薬を、試しに餌に混ぜてみました。幸いなことにハナちゃんは漢方薬を食べてくれて、もう一度抗生物質をもらいましたが、そのあとに獣医さんのところに行った時には、血液検査が良くなって、もう抗生物質は服まなくていいと言われました。死ぬまで服なないといけないと言われたのに??それからも漢方薬を続けてもらって、3週間くらいになりますが、散歩も元気に自分で歩くようになって、今ではハナちゃんが一番元気と飼い主さんは言われています。このまま元気で過ごしてくれるといいなあ。漢方薬は動物にもよく効きます。