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女性にやさしい漢方のお話

子宮筋腫と食事

2021123133335.png​子宮筋腫とは 

 婦人科疾患の中で、子宮筋腫は最も多い疾患と言われ、30歳以上の女性の20~30%の人が持っていると言われています。どちらかと言えば、良性の婦人科疾患で、近年増加傾向にあると言われています。子宮は筋肉で出来ていますが、その筋肉から発生する良性の腫瘍のことを子宮筋腫と言います。筋腫はできる場所によって左の図のようなタイプに分類され、それぞれ症状も違ってきます。

 子宮筋腫ができる原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンである、エストロゲンが関与しているということは確かなようです。そのため、エストロゲンが分泌さていない初潮前の女性には見られませんし、閉経後の方では新たに筋腫ができることはありません。また、筋腫がある方でも、閉経すれば、ある程度小さくなっていきますので閉経前では支障がなければ治療する必要はないのです。

子宮筋腫の症状は、筋腫の位置が内腔に向かうほどひどくなります。主な症状は、月経時の出血量の増加や貧血、腹痛、腰痛などです。出血量が多くて貧血になるという方もおられます。症状が強くて、生活に支障をきたすような方は手術などの治療を勧められます。また、子宮筋腫が不妊の原因になることもあります。しかし子宮を全摘したのでは、妊娠が望めなくなりますので、最近では、筋腫のみを切除する、子宮筋腫核手術というのも行われています。

 子宮筋腫は増加の傾向にありますが、その背景としては、女性ホルモンにさらされる期間が長くなったことが考えられます。昔は一人の女性が5人も6人も出産していた時代がありました。しかし、現代は1人や2人の人が多く、生涯出産を経験しない人も増えてきています。

 一人の赤ちゃんを産むことで、およそ2年間の無月経期間が生まれますので5人産むと生涯で10年間、エストロゲンにさらされない時期があるということになります。同じ婦人科の病気である「子宮内膜症」も同じことが言えます。

子宮筋腫があるからと言って、必ず婦人科での治療が必要というわけではなく、筋腫があることで起こるひどい生理痛や貧血などがあり日常生活に支障をきたすような人が対象になります。

子宮筋腫の原因は西洋医学的にはわかっていません。大きくなる原因としては女性ホルモンのエストロゲンが関与しているということです。ただ遺伝的要素は指摘されていますが、できる人とできない人との違いは分かっていません

気になるところである、子宮筋腫は悪性化(ガン化)するのかするのかどうかということですが、現在の統一見解では、、子宮筋腫は悪性化しないと言われています。子宮筋腫と同じく子宮平滑筋が原発と言われる腫瘍に子宮筋肉腫と言われるものがありますが、これは子宮筋腫が悪性化したものではないと言われています。子宮筋腫に似ていますが、元々別の疾患だと言われています。

 子宮筋腫は悪性化しないことがわかっていますから、症状がなければ、経過観察でいいと思われます。が子宮筋肉腫であるかどうかは医師の内診などで、疑いがあると言われた場合はしっかり検査してもらいましょう。子宮筋肉腫はかなりまれな腫瘍と言われていますが、悪性度の高い腫瘍と言われています。

子宮筋腫の食事療法は漢方の考えを取り入れてみる。

 まずは冷えないように「体を温めることを考える。」子宮筋腫は漢方薬で血流を良くして、身体を温め、水分代謝を整える事で小さくなる方がたくさんおられます。そして「便通を整えて、骨盤内のうっ血を改善する」、「適切な運動により血流をよくする」筋腫は慢性疾患であり、生活習慣との関りは大きいので、これらの「生活療法」の実践は大変重要です。実際の効果も決して小さくありません。

食事療法

 まずは、動物性脂肪を減らしましょう。エストロゲンの材料になりやすいのは動物性脂肪です。脂っこい食事、特に肉類はバランスをとって食べましょう。

そして、便通をよくするような食物繊維の多い食事を心がけ、便秘を改善しましょう。食物繊維には、エストロゲンを吸収して排出してくれる働きもあります。

身体を冷やすような食事を控え、温める食事を多くとるようにしましょう。

 特にお勧めなのが、大豆です。大豆にはバイオフラボノイドという物質が含まれていて、これは私たちの体内で作られるエストロゲンに比べるとはるかに体に対する作用が弱いものです。(合成エストロゲン=ホルモン剤に比べると5万分の1の影響力しかない)しかし、実際に食事の一部として摂取されると、体内で産出されたエストロゲンと競合して、細胞内のエストロゲンレセプターに結びつこうとします。体に対する影響力の小さい植物性エストロゲンががより多くのレセプターを占拠すれば、エストロゲンによって引き起こされる作用(筋腫の増大や内膜組織の増殖)をある程度抑制することができるのではないかという考えも成り立ちます。逆に更年期には、大豆を摂取することで弱いながらもエストロゲン作用を持っているので、更年期症状を緩和するのに役に立つのではと言われています。

その他、ビタミンBやビタミンEを含む食品は肝臓の働きをよくするためエストロゲンの働きを下げるのに役立ちます。特にビタミンB6は炎症を鎮め、筋肉をリラックスさせる作用を持つタイプのプロスタグランジンの産出にも必要とされ、月経痛を和らげてくれます。また、カルシウム、マグネシウム、カリウムを多く含む、小松菜やブロッコリー、小魚などはPMSや生理中のむくみを和らげてくれます。

 避けた方がよい食品は、肉類、乳製品があげられます。これらの食品には筋肉を収縮させる働きを持つ、F2αプラスたグランジンというホルモンのもとになる脂肪酸が含まれています。したがって、特に内膜症の方の場合、子宮の筋肉の収縮によって引き起こされる月経痛や炎症を悪化させる可能性があります。肉類や乳製品をある程度減らすだけでも、長期間続けると効果が出てくるというデータもあります。

 また塩分の多い食品は体のむくみを引き起こします。アルコールは肝臓のエストロゲンの代謝を弱めますので避けた方がよいでしょう。

基本的に体を温める食品を中心に、肉類や乳製品を控えるとよいでしょう。

身体を温める食品には冬にとれる根菜類、大根、サトイモ、ゴボウ、など、そして色の黒いもの、例えば、黒ゴマ、黒豆、黒砂糖(白砂糖は体を最も冷やします)天日塩、干した生姜、長ネギ、松の実などがあります。味噌などの発酵食品はもちろん身体を温めます。味噌汁と玄米ご飯は最高の食事です。

子宮筋腫は漢方薬が最も得意とする疾患です。

子宮筋腫に効果のある漢方として有名なのは、「桂枝茯苓丸」という処方ですが、必ずしも現代人にはこの漢方薬が合うとは限らず、江戸時代よりも添加物や身体を冷やす食べ物を多くとっていたり、ストレスで自律神経のバランスを崩している人が多いことなどを考慮しながら、現代の女性の体質に合った漢方を選んでいくことが重要になってきます。

漢方薬の服用で子宮筋腫が小さくなったという、漢方使用例は本当にたくさんあります。筋腫が小さくなっただけでなく、肩こりや生理痛、生理前のイライラも改善して良いことだらけの漢方薬になること請け合いです。とにかく、「漢方薬は女性の味方」なのですからのまな飲まなきゃ損です。

 

 

 

生理前の憂欝、「うつ」かしらと不安になっていませんか?

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 生理前になると「憂鬱」になるという人は、意外と多くいます。「憂鬱」になった時が生理前であると認識せずに、なんか「うつ」っぽいなあ、うつ病になるのかしらと不安になっておられる方も結構多いのではないでしょうか。特に、コロナウイルスのせいで、外出することに戸惑いがあり、多くの人がストレスを抱えていると思います。ストレスが高い状態だと、この生理前の憂欝も、感じやすくなる可能性があります。この「生理前の憂鬱」が生理前に限定している様ならば、それは「うつ」ではなく、PMS月経前症候群である可能性がとても高いです。このような症状を「うつ」と見分けるポイントは、生理が始まると「あれは何だったのかしら」と思えるほど、気分が変わるというところにあります。本当に「うつ」になりかけていたら、生理前でも生理中でも憂鬱な気分は変わりません。そんなところで見分けていただいて、もし生理前に限定しているようでしたら、それに対応して、漢方薬などが有効です。

 ところでこのPMS(月経前症候群)、最近では、マスコミなどでもよく取り上げられるようになり、かなり知られるようになりました。このPMS, Premensutrual Syndromeの事で、 直訳どおり月経周期前の症候群です。これは女性なら程度の差はありますが、7~8割の人が何らかの症状があると言われています。月経予定日の大体1週間から3日くらい前になると、心身不安定になる症状のことを言います。ちょっとしたことでイライラしたり、身近な人とケンカしやすくなったり、否定的になったり、涙もろくなったり、落ち込みやすくなったり、集中力がなくなったり、頭痛やむくみ、ニキビが出たりといった様々な症状が、周期的に生理前になると現れ、生理が始まると(または生理が終わると)何事もなかったかのように症状が治まる人が多いのが特徴です PMS の中で、特に心理的症状が極度に強い場合は、PMDD(Premenstrual Dysphonic Disorder)日本語で月経前不機嫌障害と診断されることもあります。無気力になる、理由もなく憂鬱になる、ちょっとしたことで死にたくなるほど落ち込む、というのは一人で抱え込んでしまう苦しさがあります。これらの症状が出たときに、PMS(PMDD)だと理解していないと「自分はなんてダメな人間なんだ、もしかしたら欝か何かの病気かもしれない」などと思ってしまう人がいます。特に普段有能で責任感の強い人だとそんな自分がゆるせなくて、大きく落ち込んでしまう傾向があります。しかし、PMSを知ってさえいれば、また来た、と受け流したり、生理が来れば収まると思うことで不安な気持ちをコントロールできるかもしれません。

 PMSは生理前にエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが急激に低下することで、脳内のセロトニンという伝達物質が混乱を起こし、分泌異常を起こして低下することで、心理的トラブルを引き起こすのではないかと考えられています。西洋医学的な治療法は、ホルモン剤や、抗不安薬、抗うつ薬などを使い、PMSの症状を抑えます。しかしこれらのお薬は対症療法ですので、毎月服用して、その時をしのぐということになり副作用の心配もあります。

その点、漢方薬は、対症療法ではなく、継続することにより、体質を変えていき、ホルモンの急激な変化による混乱を起こしにくい体質を作るという働きがあります。昔から、「漢方薬は女性の強い味方」と言われていて、私もそれを毎日実感しています。漢方薬は、1剤でいくつもの症状に効果がある、言い換えれば、原因から治していくので、いろいろな症状が順番に改善していくお薬であると言えます。そのため、多様な症状が出るPMSには最も適した治療法と言えます。

 漢方の治療では、体の中で「気、血、水」のバランスを整える事で心身共に健全な状態を作っていくことを目指します。PMSでは生理前のホルモンの急激な変化により「気、血、水」のバランスが乱れてしまうことにより症状が現れます。また、日頃からホルモンバランスの悪い人は症状が強くなると考えられます。このようなホルモンバランスを整えることは、漢方薬の得意分野であり、さらに「気、血、水」のバランスをよくすることで、PMSの症状は格段に楽になる人が多いです。当店のお客様の中には、こんなに楽になるのなら早く飲めばよかった、そういえば生理前にはものすごく子供を怒っていたのに怒らなくなった、主人とケンカしなくなった、職場での人間関係が改善した、と喜んでいただいています。

 とにかくPMSの症状は、無い人の方が珍しいというほど誰でもが経験している症状です。自分だけかしらと抱え込まずに、気軽にご相談ください。何せ本当に漢方薬は、女性の味方なのですから。「生理前の憂鬱」はうつ病とは違うメカニズムで起きています。是非漢方の力を役立ててみてください。

 

 

 

最近の話題、ビタミンDとコロナウイルス重症化

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 最近では、マスク、手洗い、蜜を避ける生活にも慣れてきた今日この頃ですが、コロナウイルスに感染しないためには、何より免疫力を維持、向上することが大切です。インフルエンザや風邪と同じように、コロナウイルスとの接触があったとしても感染、発症する人としない人がいるのは確かで、それは本人の免疫力にかかっているのは間違いありません。 

 ところで最近の話題の中から、ビタミンDとコロナウイルス重症化についてのお話を取り上げたいと思います。ビタミンD は、ウイルス性呼吸器感染症に対する自然免疫系の維持に必須です。ビタミンDが不足していると、急性ウイルス性呼吸器感染症や肺炎のリスクが上昇すると報告されています。ビタミンD サプリメントが、実際にウイルス性呼吸器感染症の予防に有効という研究も報告されています。コロナウイルス感染症では、炎症反応が亢進し、肺炎や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、心不全、敗血症のリスクが高くなります。そして、心血管疾患や慢性呼吸器疾患、糖尿病、高血圧といった基礎疾患を有する人で、高い死亡率が示されています。また、これらの生活習慣病患者では、ビタミンDの不足や欠乏が多いこともわかっています

ビタミンD 低値はコロナウイルス感染症予後不良

欧州20か国においておいて、ビタミンD値と、コロナウイルスとの関連を調べた研究があり、血中のビタミンD値が低いと、コロナウイルスの罹患、死亡率が高いという相関が見出されました。特に高齢者においてビタミンD値が低値だったとのことです。米国では、ビタミンD欠乏が認められたコロナウイルス感染者に、高用量のビタミンDを投与したところ、ビタミンD値の正常化、入院期間の短縮、必要酸素量の減少、炎症の改善といった臨床的な治療効果が報告されています。また英国の別の研究ではビタミンD欠乏症ではコロナウイルス感染による重症化リスクが高いことが示されました。さらにコロナウイルス感染の予後不良群ではビタミンDが低値であることもわかっています。具体的には、1368人の新型コロナウイルス感染者を対象に解析が行われた結果、ビタミンDは 予後良好の患者(669人)に比べて、予後不良の患者(634人)で低値でした。

このようなエビデンスを基に、コロナウイルス重症化対策として、公的機関がビタミンD摂取を推奨する流れもすでに起こり始めています。

コロナウイルス感染予防に関するビタミンDのエビデンスを抜粋して取り上げてみました。コロナウイルスの高リスク群とされる人たちは基礎疾患を有する人や高齢者です。そして高リスクな人たちに共通して、顕著に不足しているビタミンはビタミンDです。コロナウイルス感染重症化予防のセルフケアとしてビタミンDサプリメントの利用も選択肢と考えられると報告しています。

 

当店で日頃よりお薦めしている、「チャーガ」は元々白樺に付いているキノコの一種で、15~6年かけて白樺の栄養分を吸い取り、白樺は枯れてしまいます。その他のキノコ(アガリクス、霊芝など)に比べて、抗酸化物質であるリグニンが多く、吸収しやすい形で存在しています。さらに代表的な栄養成分として、エルゴステロールというビタミンDの前駆物質を多く含み、体内に吸収されて、ビタミンDに変化します。当店ではその抗酸化作用に期待して、糖尿病、皮膚病、がんの再発予防を希望される方、自律神経のバランスをとるためなどにおススメしてまいりました。もちろん、免疫力向上が望めることから、インフルエンザ予防などにもお勧めしています。免疫力向上と、ビタミンD補給もかねて、この冬はさらに、この「チャーガ茶」をお薦めしていきたいと思います。当店では1日量5gを高圧にて煎じ代行していますので、高濃度の成分を濃縮して摂取することができます。液体なので吸収率も良いです。因みに「チャーガ」と呼べるのはロシア産のみで、当店ではロシア産のものを採用しています。右上の写真は白樺にチャーガが共生している写真です。

 

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 先日、KAGOMEさんがドイツの会社に開発を依頼して作られたという、ベジチェックの体験会を開催しました。手のひらで、体内の野菜が足りているかどうかがわかるという器械です。1日で21名の方に測定していただきました。抗酸化物質であるカロテノイドの量がわかります。トマトの赤のリコピン、人参の橙のβカロテン、赤ピーマンのカプサンチンなどが、カロテノイドに含まれます。目標値は8.0で。日本人の平均値は5.0です。当店のお客様は21人のうち、日本人の摂取量に達していない方が4名、5.0から8.0の間の方が10名、十分足りている、たっぷり食べているという方が6名でした。厚労省は1日の野菜の摂取量を350g以上を目標としています。8.0という数字は350gとれているかの目安になる数字です。野菜をしっかりとることで、がん、心疾患、糖尿病、骨 のリスクを減らせると言われています。当店推薦の国産クロレラを毎日食べていただいている方は、目標値以上の良い成績が出ました。食事は健康に大きく影響するのだという再認識をしていただくために、とても良い1日になりました。

 

胆のう炎で大変だった15歳のハナちゃん、元気になりました。

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前々回お知らせしました、15歳の胆のう炎のハナちゃんが今日遊びに来てくれました。獣医さんから、もう大丈夫だから来なくていいと言われたそうです。よかったね!最近は目ヤニも出なくなって、獣医さんからも、15歳にしては若く見えるねと言われました。毛艶も15歳にしては悪くないし、元気そうでした。

 

血圧、下がっていれば大丈夫と思っていませんか?

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高血圧による頭痛

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めまい

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不眠

  歳をとるほど血管は硬く、細くなります。そのような状態で、血液を全身にしっかりと巡らせるためには、血圧を高くする必要が出てきます。これは健康に生きるためには当然のことなのです。しかし、血圧が高いと血管の老化(動脈硬化)が早まり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まります・・・。そこで、「身体が必要としている血圧に調整する事」と、「年齢とともに耐えられる丈夫な血管を保つ事」が必要なのです!血管を柔らかく保ち、上の様な高血圧に伴う症状を改善、予防する効果が漢方薬にはあります。医療機関の降圧剤との併用も可能です。軽度高血圧の方には漢方薬のみでの体質改善をお勧めします。是非お気軽にご相談ください。

 

15歳のハナちゃんの胆のう炎

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 長年の当店のお客様の飼い犬「ハナちゃん」はこの頃歳のせいか元気がない。もう15歳だから仕方がないね、と話していました。飼い主さんが服まれている、漢方薬のカプセルを開けて餌に混ぜてみたらとお話しして、少しは元気になっていましたが、またお散歩も抱っこしないと行かない状態になりました。そうこうしていると今度は、餌を吐くようになって、餌も食べなくなってしまいました。ますます元気がなくなるハナちゃん。心配なので、飼い主さんが獣医さんのところに連れて行きました。そしたらなんと、胆のうに大きな石があって、胆のう炎になっている。炎症反応もかなり高かったらしく、ハナちゃん、本当にしんどかったようです。元気がなかったのはそのせいだったのね。獣医さん曰く「50万円かかかるけど、手術しないと治らないよ」飼い主さんは困り果てて、たちまち抗生物質をもらって帰りました。抗生物質は注射器で口に流し込んでいました。これもまた大変。獣医さんは「手術しないなら、ずっと死ぬまで抗生物質を飲まないといけないよ」と言われました。当店で、肝臓障害と胆石に服んでもらう漢方薬を、試しに餌に混ぜてみました。幸いなことにハナちゃんは漢方薬を食べてくれて、もう一度抗生物質をもらいましたが、そのあとに獣医さんのところに行った時には、血液検査が良くなって、もう抗生物質は服まなくていいと言われました。死ぬまで服なないといけないと言われたのに??それからも漢方薬を続けてもらって、3週間くらいになりますが、散歩も元気に自分で歩くようになって、今ではハナちゃんが一番元気と飼い主さんは言われています。このまま元気で過ごしてくれるといいなあ。漢方薬は動物にもよく効きます。

 

胃ガンに藤こぶ、カシ、菱の実 ヨクイニン 白い巨塔

 今年、38年ぶりに「白い巨塔」がドラマ化されるようです。私たちの年代ですと、田宮二郎さんが演じられた財前助教授が懐かしく思い出されます。

この山崎豊子さん原作の小説「白い巨塔」主人公の財前助教授は食道がんや胃がんの名医として国際的に知られた千葉大学医学部教授の中山恒明先生だと言われています。

この中山恒明教授が昭和34年、民間薬を使った研究を行い、日本医師会雑誌に特集記事としては発表されています。この中山教授の記事の内容

 3年ばかり前に、胃ガンの患者の手術を行った。開腹したがガンが腹膜に広がっていたのでガンの手術はできず、病理診断のために組織を一部採取しただけで腹を閉じた。本人にはガンを全部切除したから再発することはないとうその説明をした。家族には3か月くらいだろうと説明していた。

ところが1年半くらいたってその患者がピンピンして私のところに挨拶に来た。「先生が言った通りだ。先生は手術がうまい。再発なんかしない。飯もだんだん食えるようになった」と言った。私はこういう馬鹿なことはない!採取した組織はガンである事は確かで、ほかの良性疾患ではない。患者によくよく尋ねてみると、「帰ってから近所の者に勧められて、漢方薬を飲んでいる。非常に具合がいい」ということであった。患者にその漢方薬を買ってきてもらって、2年くらいの間に、手術によって根治することが出来なかった進行性の、又は難治性のガン患者168名にこの漢方薬を服用させて検討してみた。この研究に使ったのは藤こぶ、カシ、菱の実、ハトムギからなるWTTCと名付けた処方である。

このWTTCを根治手術不能{西洋医学では治療困難)な胃ガンや食道ガンの患者に飲ませると、だいたい20%くらいの患者が非常によく効いたと言っている。食欲が出る、通じが良くなる、腹水のあるものは腹水が減るという症状の改善も多く見られた。進行がんにWTTCを投与したグループはかなりの延命効果があることが明らかになり、私自身もWTTCを用いてなかなか良い効果があると実感している。

今から60年も前に、胃ガンや食道がんの手術では世界的に名医としてガン治療に携わっておられた中山恒明教授が、進行ガンにおける漢方治療の有用性を指摘し、漢方薬の研究を行われていたことは驚きです。

現在では、このWTTC処方の原料の確保が難しく、特にフジ瘤という藤の木にできる突然変異の瘤が入手困難なようです。漢方メーカーでは剤盛堂薬品がこのWTTC処方に、沢瀉という生薬を加えて製品化しているのが1種類のみです。

「コイクシン」という製品で、当店では特に大きなイボや、ノド、大腸にできたポリープに3~4か月飲んでいただいて良い成績を得ています。現在、高齢、体力低下で手術のできない胃がんのお客様にも服用頂いています。

皆さん、「白い巨塔」が始まりましたら是非、このお話しを思い出してくださいね!!

 

使用例報告 腎臓・尿管・膀胱がん・リウマチ

78歳女性、もともとの体質は胃弱で40歳ころより関節リウマチがおありの方。

現在はリウマチ性肝炎と心房細動もある。リウマチ性肝炎があるため、関節リウマチのための生物学的製剤は服用されずにステロイド剤で治療を続けてこられていたが、CRPなどの上昇もあり生物学的製剤を使われたところ膀胱で出血が3度も起こり、飲んでおられた抗凝固剤と併用で起きたとされ、どちらも中止になった。その時に膀胱に腫瘍があることが分かり、詳しい検査により右の腎臓、尿管にも悪性腫瘍があることが分かった。3か月後に手術をすることになり、それまでの間当店で、生薬を煎じて頂きながら毎日服用して頂き、それに加えて免疫力を上げていくクロレラエキスさらには三〇〇参、体力強化の漢方薬を毎日欠かさず続けて頂いたところ、手術の時には膀胱にはガンがなく膀胱の摘出は中止となり、腎臓と尿管の切除のみとなった。尿管にも腫瘍は無かったとの事。腎臓に小さな腫瘍のみであった。とご報告を頂きました。膀胱の摘出は中止となったことから病人様のQOLの向上に寄与できたとのではないかと本当にうれしく思いました。それに加えがんの縮小も出来たのではないかととても喜んで頂きました。生物学的製剤の中止後もCRP(炎症の指標となる数値)が低下しており順調に経過しています。

さらに、2か月後、念のために膀胱がんの治療であるBCGの治療が予定されていましたが、予定の日にBCG治療を覚悟して行かれたところ、検査の結果、BCGは中止になったと報告を受けました。BCGをする必要がなかったものと想像しています。

現在もガンの再発防止の生薬とリウマチ、心房細動のためのサプリ、漢方薬などを服用して頂いています。

漢方薬をがん治療に活用する意味

 近年では2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなると言われています。「ガン」がとても身近な病気になりました。いつかは「ガン」になるのではという不安が誰にでもある時代です。

 ガン患者の死亡原因のうち、「ガン」そのものの原因ではなく抗がん剤の副作用や手術によるものがかなりを占めています。放射線、化学療法は「がん」を抑制、殺傷しますが同時に正常な細胞までも傷害します。「がん」に対する放射線、化学療法による副作用は厄介な問題であり、治療効果に大きく影響しています。

 抗がん剤の多くは骨髄に影響を与え、病原菌と戦う白血球などの細胞を作る働きを低下させるため、感染症にかかりやすくなります。そのため化学療法を受けている間は繰り返し何度も白血球の数が測定され、数が少なくなりすぎた場合には、次の治療が延期されるか、薬剤の投与量が減らされます。その他にも消化管の粘膜が障害されて下痢を起こしたり、食欲を低下させたり、きつい場合には吐き気に苦しめられたりします。肝臓や腎臓の機能を障害することもあります。そのような副作用を治療する薬も開発されて臨床で使われていますが、体力や抵抗力の低下を防止するという点ではまだ十分ではありません。

 近年多くの報告により、漢方薬、特に補剤と抗がん剤を併用すると、抗がん剤の副作用を軽減し、患者の免疫力を低下させることなく、所定の濃度と期間の抗がん剤を投与できることが明らかとなってきています。中国および日本における多くの臨床的研究において、化学療法や放射線のみの場合に比べて、同時に漢方薬を併用した場合には、治療の有効性が高くなる事、副作用もより軽度になり、QOLが優れていることが報告されています。

がん治療に耐える土台をつくる

 外科手術や化学療法、放射線など効果があるとされた場合は積極的に行うべきです。これらの攻撃的な治療によって生じる体力や抵抗力の減弱を防止し、合併症の発症を回避し、体力回復を図る目的に漢方薬は有用です。免疫力低下の防止や回復促進に有効な漢方薬は、外科手術などの攻撃的な治療の結果引き起こされる体力低下や免疫力低下を防ぎます。漢方薬だけでなく当店でお薦めしている保健食品は手術の前、抗がん剤、放射線治療の際に飲んでいただき、治療もうまくいき、体力の回復も早かったと喜んでいただいています。副作用や体力低下が起きてからでは大変です。回復することは可能ですが、費用対効果が悪くなってしまいます。医療現場での標準治療と合わせての併用はとても有意義ですのでこのような方法もある事を皆様に知っていただきたいと思います。栄養状態や体力、免疫力があれば化学療法や放射線治療、そして手術の効果も良くなってきます。体全体の治癒力を高めることはがん治療に耐える身体を作り、治療効果を高めることになります。

ガンにならない体質への改善

 たとえ一つの「ガン」を克服したとしても、またすぐ別のガンが発生すようでは元も子もありません。身体が「ガン」になりやすい状態では再発や転移も起こりやすくなっています。免疫力や生体防御力の低下や炎症の継続やフリーラジカル(活性酸素)の発生は、ガンの発生や再発リスクを高めます。つまり、「ガン」になりやすい体質傾向を引き起こします。「ガン」の克服後の漢方薬や保健食品の継続はとても有意義です。